質問返しの意味
- 1 日前
- 読了時間: 2分

「で、お前自身はどうしたいの?」
社会人1年目の営業マン時代。まだ経験が浅く、右も左もわかっていない状態。当然、どう進めれば仕事が上手く運ぶか見当もついていない。だからこそ尋ねた。「これ、どうすればいいんですかね?」。そのときに上司から返ってきた言葉。
正直最初は、「わからないから聞いてんだろうーが!」と思ったものだ。質問に対して質問で返すなんて意地悪されてんのか、と。
だが、少し経つとその真意がわかるようになる。言われた通りに動いているだけでは、いずれ使い物にならなくなる。本人が自分の頭で考え、それを行動に移せるようにならないと。言うまでもないことだが、最初の「考えて(=Plan)」がなかったら具体的な行動は起こせない。そして、その成功に至るPlanは決してひとつとは限らない。※余談だが、最近世の中に「最適解」という言葉が溢れているが、私はこの言葉が嫌いだ。
最初から上手くいく必要はない。拙いながらも自分の持っているものをフル稼働させてPlanし、実行する。上手くいかなければその原因を考え、改善のアクションを取る。この繰り返し。それこそ擦られまくった「PDCAサイクル」ってヤツだ。変化の速い現代には合わないとか言う人もいるようだけど、仕事の本質だと思うな。
ではこれは就業経験のない小中学生に関係ない話か。とんでもない。勉強でも全く同じサイクルが生きる。できるようになるにはこれしかない、と言ってもいい。
私のところに質問に来た生徒は皆経験があると思う。質問に行ったのに、質問される(笑)。これは、「そもそも論理的に考えようとしているか」「考えるための基礎知識は十分か」「組み立て(=論理)は正しいか」「誤っている箇所はどこか」を探っている。そして、それを具体的にこちらから指摘するのではなく、できるだけ本人に気付かせる。そのための質問だ。これを「早く方法(または答え)を教えてくれよ」と思うようでは伸びない。なぜなら、これが『勉強』だからだ。
これで、質問返しされても腹が立たないね(笑)。





コメント