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苦難というプレゼント

  • 4月5日
  • 読了時間: 3分


もう間もなく入学式・始業式。大きなスタートを迎える時期。

新中1は入部する部活動がはっきり決まっている子もいるだろうし、これから選び始めるという子もいることだろう。中2、中3生は運動部なら学総に向けて、文化部ならコンクール等に向けて一層熱が入る時期でもある。私は「部活肯定派」なので、生徒諸君には自分のやりたいことに全力で取り組んでもらいたいと思っている。


私自身は中学時代にサッカー部に所属していた。毎朝7時から朝練があり、放課後も練習があった。顧問はサッカー未経験の先生だったので、練習メニューは自分たちで決めていた。遊んでばかりということはなかったが、やはり指導者がいない中での練習では個人・チームともにレベルアップには限界があったのかもしれない。正直言って強いチームではなかった。最後の地区大会の2回戦か3回戦で強豪校とあたり、いい試合をしたと思うが惜敗(たしか1-0)。結局県大会にも出られなかった。※あの相手チームの得点場面は完全にオフサイドだったと今でも信じているが。


高校では違う部活に入ろうと思っていたが、入学後同じクラスになって意気投合した何人かがサッカーをやるというので私も入部。この高校のチームは中学とは違って強豪。約300校ある東京での都大会ベスト8は当たり前で、私が高2の冬には全国大会に出場している。だが、サッカー推薦で入ってくるようなエリート選手はいなかったから、練習量で技術と根性を鍛え上げて相手に勝つスタイル。昭和の時代、厳しい指導者がいたチームはどこも似たようなものだったとは思うが、練習メニューは現代だったら社会問題レベル(笑)。例えば、根性をつけるために真夏の炎天下での練習中でも水を飲ませないなんて今だったらあり得ないよね。練習のハードさに私の腰は音を上げて、全国大会出場前に退部していることは正直に言っておこう。ただ、同じように腰痛他の痛みを抱えながらも続けている先輩・同級生はいたから、私が辞めたのはあくまで自己都合。根性が足りなかったわけだ。


最後まで続けられなかった私でも、あのときの経験が今の自分の糧になっている。キツい経験をするとその後の困難への耐性になる。多少のことには「あのキツさに比べれば」と思って対応できる。「若い時の苦労は買ってでもせよ」ということわざがあるが、ポイントは「若い時」だ。若くてフレッシュなうちは、その苦労を経験値として蓄積できる。年老いてからの苦労はダメージが大きくて回復できないからね(笑)。


自分から苦難の道を選択するのはなかなか難しい。厳しめの指導者からそれを課されて、自分自身に得るものがあればそれは儲けもの。その時にはそう思えないかもしれないが、後になってきっとわかる。


何が言いたいかわかるよね?(笑)







 
 
 

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